大飯発電所3,4号機再稼働に係る町の理解判断について
更新日平成29年9月25日月曜日
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おおい町では、5月24日に世耕経済産業大臣より、「規制基準に適合した、大飯発電所3、4号機の再稼働を進める」との政府方針を受けて、地元理解活動を進めてまいりました。
まず、規制委員会が制作しました説明ビデオの放映と質疑応答、さらに、経済産業省、内閣府原子力防災担当、事業者による、町民説明会の開催と中継などにより、住民理解活動を行いました。
また、9月8日には、様々な機会を通じてご議論いただきました議会の皆様から「再稼働同意の判断」を頂き、重く受け止めさせていただきました。
加えて、9月19日には大飯発電所の安全対策と継続的な安全性向上への取組みとその姿勢の確認を行いました。そして、9月21日には、経済産業大臣と面会し、原子力の必要性と国民理解の促進、使用済燃料・高レベル廃棄物問題の克服、立地地域の振興策についてその方針を確認致しました。
翌日、原子力防災担当大臣と面会し、関係省庁連携による広域避難計画の弛まぬ実効性向上、自治体が行う原子力災害対策への支援、万一の原子力災害時における国の主体的な対応についてその方針を確認致しました。
このような取組みを経て、おおい町として「大飯発電所3.4号機の再稼働について理解する」との判断をさせていただきます。
原子力政策は、福島の事故によって安全神話と決別し、世界でも厳しい新規制基準に則って、「二度と福島のような事故を起こさない」という覚悟のもと、国及び事業者における取組みが進められています。
さらに、安全の追及に終わりはないとの観点から、発電所の安全対策や、万が一の場合においても事故を制圧する能力をたゆまず向上させることが求められていますが、何より重要なことです。
同時に、一元的責任を有する国が、原子力防災・避難計画の実効性を高めるために、関係省庁と一体となって、充実・強化し続けることが必要です。
おおい町の地元理解によって安全・安心を最優先とする様々な原子力政策がその進化を止めないよう、今後も、しっかりと監視しつづけてまいります。
結びに、今後とも、原子力の安全と安心のたゆまぬ向上のために、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、私からの報告とさせていただきます。
平成29年9月25日
おおい町長 中塚 寛
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